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2016年10月14日

新しい治療のかたち、削らない!痛くない!「カリソルブ」

カリソルブむし歯ができた歯は患部を削って治すのが治療の基本です。むし歯の部分をドリルで削り、薬剤を使って消毒してから詰めものをしていきます。歯医者さんの治療が苦手という患者さんは、ドリルで削られるときの痛みだけでなく、キーンというドリルの音や独特な薬剤の臭いがダメという方が多いようです。不快な音や臭い、痛みがなければむし歯治療もずいぶん楽になることでしょう。

カリソルブは、そうした患者さんの苦手意識を根本的に取り除くよう、スウェーデンで開発されたむし歯の治療法です。すでにスウェーデンでは1998年に認可され、一般的な治療法として普及しています。また、日本でもすでに2007年には厚生労働省により認可されており、新しいむし歯の治療法として注目を集めているものです。

カリソルブの特徴カリソルブ
カリソルブは、次亜塩素酸ナトリウムと3種類のアミノ酸が主成分の薬剤をむし歯部分に塗布して反応・溶解させ、溶けたむし歯を専用の器具を使って取り除くというシステムです。

むし歯に侵された部分だけを化学的な反応を使って溶かして除去するので、健康な歯質をほとんど傷つけることがないというのが最も大きな特徴です。また、ドリルを使って歯を削る必要がないために麻酔をする必要もなく、お子さんでも安心してお勧めできる治療法です。

カリソルブの治療手順
【STEP1】治療前の準備カリソルブ
カリソルブはC2までのむし歯に有効です。奥歯の咬合面にある溝にできたむし歯など、薬剤を塗るのが難しい場合には少しだけ歯を削ることがあります。カリソルブはほとんどのケースで麻酔を使わずに治療できます。

【STEP2】カリソルブを用意するカリソルブ
薬剤が有効に作用するように、よく混ぜ合わせます。

【STEP3】カリソルブを塗布するカリソルブ
専用の器具を使って、薬剤をむし歯になっている部分にたっぷり塗布します。その後、むし歯への化学的作用が進むのを待ちます。

【STEP4】むし歯を除去するカリソルブ
薬剤が十分に作用して軟らかくなったむし歯部分を丁寧に取り除きます。

【STEP5】むし歯除去の確認カリソルブ
薬剤がむし歯に作用しなくなるまでSTEP3~4の処置を繰り返します。その上でむし歯検知液などを使ってむし歯が完全に除去できたかを確認します。

【STEP6】充填処置カリソルブ
むし歯を取り除いたあとに充填処置(詰めもの)をします。

※カリソルブによる虫歯治療は、保険適応外診療(自費診療)となります。
 また、虫歯の進行状況によっては、歯を削ったり麻酔が必要になることがあり、
 カリソルブが適用できない場合もあります。
 実際に診察をしてからの判断になりますので、予めご了承下さい。
 

光殺菌治療(LAD)

光殺菌治療当院では、体にやさしい治療法として光殺菌治療を行っております。光殺菌治療とは、むし歯菌に感染した部分に光に反応する特殊な物質を注入し、その部分に光を当てることによって殺菌するという安全で画期的な治療法です。

すでに医科では1990年頃から光やレーザーを用い、肺、食道、胃、子宮頸部などの早期がんに対して治療を行う光線力学療法という治療が行われています。歯科では数年前から欧米を中心に、同じようなメカニズムを使った光殺菌治療が急速に普及しています。抗生物質を使わない、体にやさしく安全な治療法で、光感受性ジェル(LAD)を細菌に浸透させた部分に光を当てて殺菌する治療法です。
※LAD・・LIGHT ACTUVATED DISINFECTION

光殺菌治療の特徴
従来、歯周病治療などでは抗生剤などの薬による殺菌と、レーザーによる熱で殺菌する方法がありました。しかし、抗生剤には耐性菌や副作用の問題があり、レーザーには痛みが伴いました。
光殺菌治療 光殺菌治療
熱殺菌治療では痛みを感じることがありません。また、あらゆる細菌に対して効果を発揮する安全・安心な治療法です。抗生物質を使わないので、耐性菌が発生しません。副作用もなく、繰り返して治療に利用することができます。ただし、光過敏症の患者さんには利用できません。

光殺菌治療のメカニズム
光殺菌治療1. 光感受性ジェルが細菌の細胞壁や細胞膜に取り込まれる。

2. 特定の波長の光を照射することにより、光感受性ジェルがエネルギーを受け取って活性酸素を大量に発生させる。

3. 活性酸素が細菌の細胞壁や細胞膜だけを破壊し、殺菌する。

光殺菌治療の適応症
細菌が引き起こす病変の治療に有効で、感染根管治療や歯周病、インプラント周囲炎の他にカリエス・歯冠周囲炎・アフタ・ヘルペス・扁平苔癬・真菌などにも利用できます。
光殺菌治療光殺菌治療光殺菌治療

光殺菌治療の手順
光殺菌治療
【STEP1】感染源の除去
根の中の掃除や根の表面に付着した歯石などの感染源を除去します。

【STEP2】光感受性ジェルの注入光殺菌治療
光感受性ジェルを根の中や歯周ポケット、粘膜上に注入または塗布します。

【STEP3】光殺菌光殺菌治療
10~30秒間、光を照射することで光殺菌をします。

【STEP4】洗浄光殺菌治療
光感受性ジェルや死滅した細菌を洗い流します。

光殺菌治療の用途
1. 「とどめの一撃」として
通常の治療を行ったうえに光殺菌治療を行うと「とどめの一撃」としての殺菌効果が期待されます。従来の治療法では完全には除去しきれなかった細菌を死滅させ、個人差はあるものの感染の再発防止に大きく貢献します。

2. 予防として
光殺菌治療は予防にも有効です。歯周病やインプラントの定期検診、矯正治療中のメンテナンスの際に予防的治療として光殺菌治療が効果を発揮します。

※光殺菌治療(LAD)は保険適応外診療となります。
 詳細は、当医院へお問合せ下さい。


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