歯周病予防
こんにちは。歯科衛生士の佐々木です。
3月に入り、春の訪れの気配を感じる日々です。
さて先日、新聞に慢性の歯周疾患患者の痛みに、天候変化が影響を及ぼすと言った記事を読みました。
岡山大学のチームが発表したもので、『気圧が急激に低下した2日後と1時間ごとの気温の上昇が大きかった翌日に歯周病の痛みや腫れを発症する事が多い』という記事でした。
天候変化が交感神経やホルモン分泌に影響を及ぼしたり、歯周病の原因菌増殖に関与したりした可能性が高いそうです。
以前から院長のブログでも紹介していましたが、こんなに研究が進んでいたとは知りませんでした。症状が悪化する詳しい仕組みはまだ分からないようですが、今後研究を進め、将来は悪化を予測する「歯周病予防」を出したいという事でした。近い将来、そういう時代がやってくるかもしれませんね。
歯周病に限らず、季節の変わり目や天候の変化により、痛みや腫れの症状を発症して来院される方が多くなっています。もし歯のみならず歯茎や噛み合わせに不調を感じましたら直ぐにご連絡下さい。早期発見、早期治療ですね(^_^.)