酸蝕症にならないお酒の飲み方?
こんにちは歯科衛生士の奥山です。
新年度も始まり、ようやく雪も溶け春らしい陽気になりました🌸
新しい生活もスタートです!
歓迎会などいろいろなイベントがありお酒を飲む機会も増える時期ですね。
そこで気をつけたいお酒の飲み方をお話しましょう。
歯のエナメル質が溶け出す度合を「PH値」で示しますが、値が大きい程かなりのアルカリ性で小さい程かなりの酸性を示します。口内で5.5前後、お茶・ミネラル水で6前後、牛乳・水道水で7前後です!
私は焼酎が好きで割って飲むのですが焼酎のPH値はPH5です。歯が溶け始める5.5からすると低いですが...何で割るかが重要です‼︎
私が好きなのはPH2のレモンなのです(^◇^;)🍋元々ブラキシズム(歯ぎしり、食いしばり)の自覚症状があり象牙質知覚過敏症や酸蝕歯を心配していた私は、飲み方として決して酸性度の高い食事とは一緒に摂らないこと、ダラダラと飲まないこと、飲んだ後はPH値の高い緑茶を飲むことです!
ちなみにおつまみはビタミンA・C、カルシウムが豊富な海藻類、魚の干物、チーズなどです!
エナメル質を溶かすリスクの高い飲み物でも決して飲んでは✖️ではなく「どう飲むか」が重要になります‼︎
あと、私のオススメは...去年からフッ化物濃度が上がり予防効果が高くなった歯磨き剤(950ppm→1450ppm)で歯磨きをしそのジェルタイプのものを歯ぎしりのマウスピースに適量つけて30分程フッ素予防することです。エナメル質の再石灰化を促進する効果があると思います(^-^)v
歯の健康に気をつけながら楽しくお酒を飲みましょう🎵