母乳と歯並び
こんにちは 衛生士の高橋です。
早くて1月も終わろうとしています。去年に比べ雪が少なく過ごしやすい日が続いて
いますね。道路わきには、チラホラ「かまくら」が作られ始めています。
当院ではかまくらは作りませんが、ぜひ皆さんかまくら祭りの時はお寄り下さい(^_^.)
さて先月保健センターで1歳半検診がありました。親御さん方の毎日のブラッシングなどにより虫歯になっている子供さんはほとんど見受けられませんでした。
ただ心配なの事が・・歯並びでした。
歯並び・咬み合わせh歯ごたえのある物を摂取しているか、食べる時の姿勢はどうか
なども関係してきますが、実は歯並びの良い子に育てるには母乳が優れていると
いわれています。何故かというと、母乳を飲むときの舌と上あご舌あごの動きが歯並び
のきれいな子に育つ可能性を高くしています。
それに比べ、哺乳ビンはそういった動きに関係なく吸うことができるので、なかなか
あごが育ちにくく母乳で育ったこのようなきれいな歯並びが期待できないのです。
もし母乳で育てるのが難しい場合は、哺乳ビンの乳首を「母乳タイプ」物にしてみるのも
良いと思います。この時、哺乳ビンの使い始めのころから母乳タイプの乳首にするのが
ポイントです。
お子さん達の将来の歯並びは、生後間もない頃から決まって来るのです。
ぜひ参考にしていただければと思います。