2014年1月21日
帰郷後、特別研究生として再び大学の放射線科で確実な診断力を学ぶ!
大学卒業後は、東京八重洲の関口昌弘先生の元で研修医から臨床医として学せて頂きました。関口先生は、臨床や研究にとても熱意のある方で、人間的にも尊敬できる方でした。秋田の田舎と違い、東京のど真ん中に立地したオフィス街での診療は、歯科治療だけでなく人とのコンタクトやコミュニケーションの大切さを学ばせて頂きました。
その後は、秋田市土崎の豊間隆先生の診療所にて二年ほど地域診療に従事し、その後、郷里の横手に戻り地元での地域医療に携わり、現在に至っております。
帰郷後十数年が経ち、母校である日本歯科大学の歯科放射線学教室に特別研究生として学ぶ機会があり、再び母校へ足を運ぶ事となりました。もっと歯科医師として基本的なレベルを上げていきたいという気持ちが、そのモチベーションでした。もちろん開業医は続けながら、その合間をみての大学生という二足のわらじでした。
では、なぜ放射線学に興味を持ったか?という理由をお話し致します。放射線学はいわば歯科診療におけるすべての基本で、口腔外科や歯周病、そしてインプラントオペにおいても、レントゲンによる診断がすべての診療のベースとなります。
大学在学中は、本当に基礎的なレベルのものしか学べませんでしたが、しかしいざ臨床に携わってみると大学で学んだ事だけでは限界があり、もっとレベルの高い知識が要求される事に気づきました。毎月大学に通い、教授から1ヶ月間に撮ったレントゲンや手術のあらゆる症例を見せて頂き、他の研修生たちとのカンファレンスを何度も繰り返し行いました。
普通の開業医では大学病院レベルの症例数を経験することは困難な事ですが、この8年間の研究室での経験は、あらゆる診断に対して自信に繋がり、確実に今の診察・診断・診療につながっていると確信しております。
2014年1月17日
いつまでもおいしいものを食べ続けるための元気な歯は、日々の手入れから
8020(ハチマルニイマル)運動は、1989年から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」との願いを込めてこの運動が始まりました。楽しく充実した食生活を送り続けるためには、妊産婦を含め生まれてから一生のライフステージを健康な歯で人生を送ることが大切です。
当医院から 「8020いい歯のお年寄り表彰」!
この8020運動の秋田県が主催する、「8020いい歯のお年寄り表彰」に平成21年10月29日に当院の患者様が最優秀賞に選ばれました!その患者様は、定期的にリコール(歯科検診)を受けておられ、少しでもお口の中に違和感があれば直ぐに来院しておられます。その事が、この8020運動の表彰に繋がったと思います。
◆秋田県では、県と歯科医師会が主催する「8020いい歯のお年寄り表彰」を毎年8020達成者の方を募集し表彰を行っております。
8020達成者には認定証を交付し、県内各保健所及び保健所支所から選出された地区代表を対象に最優秀1名、優秀9名を決定し、「県民いい歯の集い」において表彰を行っております。 毎年、6月~8月頃に各市町村の広報等を通じて応募を行っておりますので、8020達成者は各保健所並びに保健所支所若しくは秋田県歯科医師会へお問い合わせ下さい。
【歯周病治療】30代後半以降の歯を失う原因のトップが歯周病
ご存知ですか?歯周病は、実はとても怖い歯の病気なのです。
日本の成人の約80%が歯周病にかかっていると言われ、発見が遅くなると歯を支える骨が溶けてしまい、歯が抜けてしまう可能性があります。「歯ぐきが腫れている」「口臭が気になってきた」と感じたら、すぐにご相談ください。
2014年1月14日
口腔内カメラによる納得できる確かな治療!
当院では、各診療台毎に液晶TVモニターを設置しております。
普段は、患者さんの不安に配慮し、癒やしのBGVやニュース、またお子さま向けにアニメを流しております。
また患者さんの症例に応じ、口腔内カメラにて虫歯や歯周病の状態または治療前と治療後にその状態を映し出し、液晶TVモニターで大きく鮮明な画面によりしっかりご説明しています。
今まで、手鏡ではなかなか確認しづらかった上奥歯の内側の虫歯や歯石、そしてステイン(歯の着色)や不適となった被せ物の状態なども画面に写し出されますので、しっかり納得していただけます。このように口腔内カメラは、お口の中の情報を治療に生かすことが出来ます。
患者さまへ
当医院のホームページには、術前・術後などの症例写真の掲載はしておりません。
理由としては、
・個人情報保護
・医療広告ガイドライン
という法律や規制を順守すると行った視点から、あえてホームページ上に掲載をしない方針です。しかし、「ぜひ症例写真を見たい!」と希望される方には、ご来院した際にご覧いただき、モチベーションの一つにしていただいております。また、今後の治療の計画の参考にさせて頂くことも可能です。
ぜひ、お気軽にカウンセリングにお越しください!