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2016年2月 4日

皆さんこんにちは!院長の星野です(^.^)
今日は二十四節気の一つ、立春です。朝から春を思わせる天気で、伊東市では
春の訪れを告げるフキノトウが顔をのぞかせていたそうです。
横手では来週、小正月行事の「かまくら」があり、だいぶ街の中にはかまくら作りが見られるようになりましたね。この暖かさでかまくらが溶けないか心配になります・・(^^;)

さて、今日はメタルタトゥについて書きたいと思います。
たぶん皆さんには、このメタルタトゥという言葉はあまり馴染みがないのでは?と思います。名前のとおり、「金属の入れ墨」という意味ですが、被せた金属の周りの歯茎が黒ずんだ状態になったものです。アマルガム(銀と水銀の混合物)やクラウン・ブリッジなどの金属が溶けて歯肉に入り込み、そのような状態となります。これを外来性の色素沈着と言いますが、外から侵入した金属片を生体は異物として認識、それを処理するために反応を起こし黒ずんだ歯茎の事を「メタルタトゥ」と呼ぶのです。

私が初めてそのような状態を見たのは今から33年前位だった思います。20代の女性で奥歯にブリッジが入っておりましたが、その周りの歯茎にかなりの黒ずみがあった事が印象的でした。その時は、そのブリッジを外しやり替えることで改善されましたが、一度歯茎に入り込んだ金属を完全に除去する事は不可能で多少黒ずみは残りました。

これを防ぐ手立ては、歯に被せたり詰めたりする際に金属を使用しないことです。
しかし現在の保険治療では一定のルールがありどうしても金属を使用しなくてはなりません。ですのでメタルタトゥを防ぐには、金属を使用しないファイバーコアやセラミック等がおすすめです。
金属を一切使用しないので、見た目も自然なものに仕上がります。.

では治療方法というと、その沈着した部位の外科的切除や最近ではレーザーによる除去で改善されます。もちろん当院でもレーザーにて除去をする事が可能ですので、ぜひご相談下さい。

次回は今回に関連した、金属アレルギーについてお話ししたいと思います。

それではまた (@^^)/~~~

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ほしの歯科医院 院長 星野守
ほしの歯科医院
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院長 星野守