史上最大の記録的大雨!
こんにちは。
全国ニュースで既知の通り、秋田県内では停滞する前線の影響で22日土曜日から記録的な大雨に見舞われました。
それにより、雄物川上流である大仙市や秋田市等では河川の増水や氾濫が発生しましたが、皆さんの住んでいる地域は大丈夫だったでしょうか?
既に浸水等の被害に遭われ方々には、心からお見舞い申し上げます。
そんな中、今日の読売朝刊を見ていましたら、ある記事が目に留まりました。
何と当院の患者さんであるTさんの記事でした!
そのTさんですが、以前このブログにも登場している方で、秘密のケンミンSHOWの秋田版に二度ほど登場された方です。
その記事によりますと、22日にかほ市のイベントの帰りに、車が水没し間一髪で脱出して難を逃れたとの事です。
由利本荘市から105号を通った時に芋川が氾濫し、道路に水が溢れてエンジンが止まり、水圧でドアが開かず窓から脱出したそうです。
その水没し始めた時に運転席でパニックになっていた時、聞こえてきたのが亡くなったご両親の声が聞こえ、「早く逃げろ」 「財布なんかいらない。命が大事だ」。
そして胸の高さまで上がった濁流を100mほど泳いだりかき分けたりして避難所だった下川大内出張所で一晩過ごしたそうです。
助手席には、昨年秋に亡くなった母の点滴液を入れていたクーラーBOXをお守り代わりに置いてあり、翌日車に戻りクーラーBOXを開けると、メロンと桃が残っていたので食べたそうです。その味はとても甘く感じられ、ご両親のお陰で命拾いされたTさん。
空に向かってそっと両手を合わせたとの事でした。
とてもミステリアスな話ですが、とにかく無事だった事が一番ですね(^^)
そしてもし自分だったらどうだったんだろう?と改めて自然の恐ろしさを考えさせられた出来事でした。
まだ東北地方は梅雨明けはしておらず、今後も大雨には呉々もお気を付けてお過ごしください。
(※一部読売新聞の記事を引用)
7月23日午後3時半 大仙市神宮寺岳見橋にて
小屋が水没しておりました